防災委員会について
災害の概念は、加害力―防災力=災害 といわれています。
1)加害力>防災力 被害発生
2)加害力<防災力 被害なし
3)加害力=防災力 微小被害発生
地震大国といわれている日本において、阪神淡路大震災・東北大震災・熊本地震の被害の記憶は皆様のなかにも新しいことと思います。
東海地方ではM8クラスの巨大地震、南海トラフ地震が起こると予想されています。
いつ起きてもおかしくないといわれているこの地震に対して自分たちの身を守る手段や連絡方法、薬剤師としての行動を研修し、いざという時の地域での危機管理体制を整備します。
委員長あいさつ
災害医療の最大の目的は「防ぎえた災害死をなくすこと」です。
医療人である薬剤師としてどのようなかかわり方ができるか、何を準備すればいいのか、過去の事例を参考に研修を行い地域の皆様に提案していきます。
災害では受ける立場になることもあれば、提供する立場になることもあります。
どちらの立場になってもより良い医療を提供できるように情報共有体制を整えていきます。
災害時には顔の見える関係が大切です。できるだけ多くの会員の皆様をつなげていきたいと考えています。
皆様の協力なくしてはできないことです。患者様に安全、安心な医療をどんな時でもお届けするために、どうぞよろしくお願いいたします。
防災委員会 委員長
キョーワ調剤薬局 朝日ヶ丘 長江 弘子